今回は、越路の秋をご紹介します。
毎年、10月末頃から11月中旬までもみじ園では、紅葉の時期に合わせ、越路もみじまつりが開催されます。敷地内には巴ヶ丘山荘を囲み、樹齢150~200年のもみじや山桜、カエデ類、ツツジなど多くの植物が植えられています。赤・黄・緑のコントラスト、落ち葉の絨毯などこの時期でないと見れない絶景です。
期間中は、もみじの茶屋が開設されて、お土産・特産品などが販売されています。週末には様々なイベントが行われ、国登録有形文化財登録記念”巴ヶ丘山荘”一般開放が行われます。
松籟閣(しょうらいかく)は昭和初期、朝日酒造の創立者である平澤與之助が建てた住宅で、伝統的な日本家屋に、モダンな装飾を採り入れています。正門が立派で、庭の紅葉の鮮やかさがより引き立てています。
松籟閣の中から見る紅葉は、絵画を見ているかのような優雅な気持ちにさせてくれます。
今回は応接室にも入れて、ソファーに座って眺める紅葉は格別でした。
もみじ園では、夕暮れから夜9時頃までライトアップされます。昼間とはまた違った世界が広がります。